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犬はなぜ噛む?
物を噛む
歯が生え替わる時期に歯が痒いから噛みます。
人の手を噛む
遊びで噛んでいたり、触れられるのが嫌で噛みます。
犬の噛み癖の原因
犬の噛み癖の原因は、遊び半分だったり、威嚇だったり、怒っている表現だったり、いろいろあります。
しかし、噛むことを悪いことだと認識していないことが噛み癖の根本の原因だといえるでしょう。
犬の噛み癖の直し方
犬の噛み癖は、基本的にはしつけで直すことができます。
噛み癖のある犬は、噛むこと=不快、噛まないこと=嬉しい、という事を覚えさせていないため、本能的に歯が出てしまうことが多いのです。
「遊んでいる時に若干噛まれるくらいだからいいだろう」と放置していると、思わぬ時に重大な事故になりかねません。
犬のためにも、噛み癖はしっかりと直すようにしましょう。
噛み癖を直すしつけの方法は簡単です。
- 噛まなかったときに褒める
- 噛んだときに不快感を与える
この2点を繰り返し行うようにしましょう。
多くの人が噛んだときに叱ったりして不快感だけを与えがちですが、不快感を与えるだけだと、飼い主との信頼関係が薄くなってしまったり、犬がストレスをためてしまいます。
噛まなかった時に褒める、というのもとても大切です。
褒める時
おやつをあげたり、声をかけながら撫でてあげたりしましょう。
不快を与える時
布を犬の視界にかぶせたりします。
あらかじめビターアップルスプレーなどの苦いものを噛んではいけないものに塗っておくのも効果的です。
噛み癖を直す例
遊んでいる時に歯があたる場合
まずは普段通り遊びます。
歯が手にあたったり、噛んだりした瞬間に「痛い!!」などと大げさに反応して、遊ぶのをやめます。
遊ぶのをやめた時に、犬が「何が起きた???」と、アイコンタクトを取ってきたら、褒めてあげます。
また遊び、噛まれたら「痛い!!」と大げさに反応。
これを繰り返していきます。
これによって、犬は、噛んだら遊んでもらえない。噛むのをやめたらご褒美がもらえる。と認識してくれるようになります。
噛んではいけない物を噛んでしまう場合
一番効果があるのはビターアップルのスプレーなどでしょう。
噛んではいけない物にスプレーをしておきます。
犬がそれを噛んだ時に、苦味が天罰として与えられる仕組みです。
犬は、これを噛んだら嫌なことがある、と認識して、以降噛まなくなります。
また、噛んでいい物を噛んだら褒めてあげましょう。
それによって、犬が噛んでいい物と噛んではいけない物を見分けられるようになります。