目次
子犬がドッグフードを食べない理由
家族になったばかりで緊張している
お迎えした子犬がドッグフードを食べないことはよくあることです。
環境が一変したことによって緊張していたり、移動で疲れていることが原因です。
対策方法
まずは、元々食べていたドッグフードを用意してあげましょう。
あとは、自分の匂いがついたブランケットやクッション、おもちゃなどを周りにおいてあげて、子犬をゆっくりと休ませてみましょう。
子犬が落ち着いて食事をできる空間作りが大切です。
特に小型犬の場合は、食べないと低血糖になりやすいので早めに獣医師にご相談ください。
誤飲している
子犬は好奇心が旺盛で、なんでも噛んだり食べたりしてしまいます。お腹の中に誤飲した物が残っていると、犬は気持ちが悪かったりしてドッグフードを食べないことがあります。
何か誤飲しているようであれば、すぐに動物病院へ連れていき、獣医師に診てもらうようにしましょう。
成犬がドッグフードを食べない理由
おやつをあげていて、おやつの方が美味しい
成犬になると自己主張もするようになります。
おやつをあげている場合、「おやつの方が美味しいんだから、こっちを普段のご飯にして!」と主張しているケースもよくあります。
対策方法
まずはおやつをあげるのをやめて、ドッグフードを食べてくれるか確認しましょう。
ドッグフードを食べない場合は、ドッグフードを置きっぱなしにするのではなく、食べなかったら器ごと下げてしまいましょう。これにより、犬は「ドッグフードを今食べないとダメだ」と思うようになります。
2日ほど様子をみて、それでもドッグフードを食べずに体重が減っていくようであれば、動物病院で診てもらうことをお勧めします。
注意点として、この方法は犬の体調が悪くないときに実施するようにしてください。体調が悪いときに食事も摂取できないようになると深刻な状態になりかねません。
健康診断などのついでに獣医師に事前に相談しておくとなお良いでしょう。
腸閉塞になっている
誤飲は子犬だけでなく成犬もしてしまいます。体が大きくなった成犬だからこそ大きなものを飲み込んでしまって腸閉塞を起こすということもあります。
何か誤飲しているようであれば、すぐに動物病院へ連れていき、獣医師に診てもらうようにしましょう。
お腹にガスが溜まっていて気持ちが悪い
人間と同じで犬もお腹にガスが溜まります。おならをすることで溜まったガスを抜くことができますが、犬はガスを抜きにくいのです。
犬もお腹がゴロゴロなるので、よく観察してあげてください
対策方法
ガスが溜まらないようにするのが一番いい対策方法です。ガスが溜まる理由はドッグフードにあることが多いです。
無添加などの消化にいいドッグフードを与えるとガスが溜まりにくくなります。
「愛犬の健康を考えたドッグフードおすすめ」の記事で無添加のドッグフードを紹介しているので参考にしてみてください。
上記のどれでもない場合
単純にドッグフードが犬に合っていない、もしくは犬がそのドッグフードを嫌いというケースが考えられます。
人間よりも楽しみが少ない犬だからこそ、喜んで食べるドッグフード(楽しみ)をあげる、というのも1つの考え方です。
超高価なドッグフードにする必要はありませんが、品質の高いドッグフードに替えてみるといいでしょう。
「ドッグフードの選び方」の記事を参考にしてみてください。
老犬がドッグフードを食べない理由
歯の疾患、内臓疾患、感染症などの病気になっている
この状態だと、食べたくても食べられないという状態です。
ドッグフードを食べないと体力がつかず、病気の進行が進むなどの悪循環になりやすいです。
早めに動物病院へ連れていき、症状の詳細とドッグフードの与え方などを獣医師に相談しましょう。
老犬は歯のトラブルが多いので、歯については定期検診を!