犬の健康生活をサポートする情報総合サイト

犬のシャンプーの大切さ

雨の多い時期や、散歩に行って汚れた後など、犬も清潔に保ちたいですよね?
シャンプーを定期的にしてあげることは、病気の予防などにもなるため、必須といえます。
シャンプーをしてあげないと、悪臭を放ったり、フケが多くなったりもしますし、皮膚炎を発症しやすくなります。
また、ノミやダニを落とすこともできるので、愛犬には必ずシャンプーをしてあげましょう。
でも、犬のシャンプーといっても・・・・

  • 犬のシャンプーはどれくらいの頻度でやるのがいいのか?
  • シャンプーの方法は?
  • シャンプーの時に気をつけることはあるのか?
  • どんなシャンプーを使えばいいのか?

など、たくさんの疑問があると思います。
順番に見ていきましょう。

犬のシャンプー方法・やり方

お湯の温度

最適なお湯の温度は37~38度くらいです。人間が浴びているシャワーの温度だと、犬にとっては熱すぎるので注意しましょう。
人間が「自分で浴びるにはちょっとぬるいな」と思うくらいの温度が犬にとってのシャワーの適温です。

シャンプーの方法

体を濡らす

シャワーヘッドを体に軽く押し当てるようにして、お尻→足→背中→お腹→手→顔と濡らしていきます。
しっかりと濡らすことで体全体の汚れを浮かすことができます。

手足を水で洗う

手足の付け根から肉球まで、揉み込むように洗います。シャンプーはこの時点では不要です。
肉球の間は汚れがたまりやすいので、念入りに洗うといいでしょう。

おしりを洗う

シャンプーをつけて洗います。
しっぽをもちあげて洗ってあげましょう。また、散歩などで足の付け根(内股)も汚れることが多いので、丁寧に洗ってあげましょう。

胴体を洗う

あまり強くこすらず、指の腹でシャンプーを泡立てるように洗いましょう。

顔を洗う

両手でなでるようにして洗いましょう。
目元などはなるべくシャンプーが目にはいらないようにして、優しく洗うと、犬も安心してくれます。

洗い流す

体を濡らした時と逆の順番に、頭からシャンプーを落としていくといいでしょう。
顔を濡らすとブルブルッとすることが多く、それが嫌な人は頭は最後でもいいです。
その時は、頭部分のシャンプーが体に残らないように丁寧に洗い流しましょう。

シャンプーの注意点

シャンプー剤が残らないように、洗い流す時はしっかりとすすぎましょう。

シャンプー後の注意点

乾かす時は、必ずドライヤーを使用して、毛の根元から乾かしてあげましょう。
生乾きの状態で放置すると、菌が繁殖したり、臭いの元になったりもします。
せっかくシャンプーをしたのに、翌日にはなんか臭う!なんてことになりかねないので注意しましょう。
ドライヤーで乾かすことが大切ですが、熱くなりすぎないようにしてください。
自分の手で温度を確かめながら温風をあててあげるのがいいでしょう。

タオルドライを事前にしっかりやりましょう

獣医のコメント

皮膚炎がある時は冷風の方がいいこともあります

獣医のコメント

シャンプーはいつからできる?

基本的には生後3ヶ月未満の子犬はシャンプーは控えて下さい。
生後3ヶ月たったら、愛情を込めてシャンプーしましょう。
また、妊娠中や体調が悪いときはシャンプーを控えるようにした方がいいでしょう。
妊娠中に皮膚病などでシャンプーが必要になった場合は、動物病院の担当獣医とよく相談して、シャンプーをするか決めるといいでしょう。
シャンプーができない時期にも、フケや臭いを落としたいという人は、蒸しタオルで拭いてあげるといいです。

シャンプーの頻度は?

シャンプーの最適な頻度は、月に1、2回です。
シャンプーを必要以上に行うと、皮脂を落としすぎてしまい、毛づやが悪くなったり、皮膚炎を起こしてしまうこともあります。
どうしても週に1回はシャンプーをしないと臭いがキツイ・・・という場合は、シャンプーは月に2回だけにしておいて、あとの2回は蒸しタオルで拭くか、お湯だけで洗ってあげると良いでしょう。

犬のシャンプーは人間用のものを使用していい?

人間用のシャンプーは犬にとって刺激が強いため、人間用のシャンプーを犬に使用するのはよくありません。
犬は全身を毛で覆われているため、思った以上に皮膚は敏感なのです。
シャンプーは必ず犬用のものを使用しましょう。

犬の表皮は人間の1/3~1/5しかありません。犬専用のシャンプーを使いましょう

獣医のコメント

犬用おすすめシャンプー

犬用のシャンプーは数多く販売されていますが、その中でも低刺激・無添加のものがオススメです。

share withShare on Facebook
Facebook
0Tweet about this on Twitter
Twitter